2018年9月28日金曜日

夏合宿inあきた芸術村 最終章

皆さんこんにちは、11期生の中島絵美花です。
玉川大学では後期の授業も始まり、猛暑続きだった天候も肌寒く感じるようになりました。

長期にわたって8月27~31日のあきた芸術村での合宿のことについてブログで紹介していますが、今回が最終章になります。
あきた芸術村での合宿から1ヶ月ほど経ちますが、あまりにも充実した5日間だったため、ついこの間のことのように感じます。

8月27日、私たち中島・熊崎・松本の3人は朝に東京駅から出発し、昼頃に角館駅へと到着する予定でした。
そう、そのはずでした…
しかし、わたくし中島の合宿は思わぬ形で幕を開けることとなりました。
さかのぼること前日の8月26日、半年ぶりに訪れるあきた芸術村を楽しみにする思いと、実験を順調に行うことができるかどうかの緊張から、なかなか眠りにつくことができませんでした。
そして翌日27日の朝、目覚めた時刻はもう電車に乗っていないといけない時間でした!
そうです、要するに、寝坊をしてしまいました。
さらに焦った私は、盛岡での車両分断のことを完全に忘れていたため、秋田方面ではなく青森県へと行ってしまったのです!
そのため、もう一度盛岡に戻ってから角館駅に向かうこととなり、到着したのが夕方になってしまいました。
そして到着してすぐに、VR体験の映像を撮るべくRICHO THETEとJeepのラジコンを持って3人で外を撮影しました。

撮影と夕食を終えると、私と松本君でVR体験とプロジェクションマッピングの映像作りを夜通し行いました。
私はVR体験の映像を担当していたのですが、RICHO THETEの編集アプリでは動画を編集できなかったため、他の手段を使って編集しなければなりませんでした。
工学部にいながら簡単な映像編集しかできない私にとって、360度カメラで撮影した映像を扱うことはおろか、さらにその映像をVR用の2眼映像にしなければならないとなると、寝ている暇も無いほどでした。
しかし最終的には映像編集の知識がある松本君に多大な力を借り、2日目の28日の午後公演終了後に間に合わせることができました。

その後はお客様やわらび座従業員などさまざまな方にVR体験をしていただき、研究材料となるアンケートにもご協力いただきました。
そのおかげでアンケート枚数の目標を達成することができ、多くの方々にVR体験を楽しんでいただけました。

プロジェクションマッピングのことについては、前回の松本君のブログをご覧いただければと思います。

そして今回はDAFの長瀬さんと峯山さんをはじめとし、元わらび座社員の方などに支援をしていただきました。
あきた芸術村での合宿において、このような活動を私たちができたのには、買い出しや駅までの送り迎えや、食事の準備など生活面での支えがあったからです。
あきた芸術村の皆様には本当の家族のように受け入れていただき、温かく活動を応援していただいたことが本当に嬉しかったです。


こちらの写真は、最後の夜に私たち4人と長瀬さんで食べた夕食です。
この日も、長瀬さんのお知り合いの方に夕食を作っていただきました。
VR体験もプロジェクションマッピングも無事に成功し、みんなでワイワイと食べた宴は最高の瞬間でした。
そしてこの日に飲む田沢湖ビールは格別に美味しかったです…!

最後東京に帰るときは、なんだか実家の帰省から東京に戻るときと似たような気持ちになり、実験が終わってホッとする反面、とても寂しくなりました。
5日間という短い期間ではありましたが、私にとって秋田は第2の故郷のような場所になりました。

最後にはなりますが、今回私たちにこのような貴重な機会をくださった株式会社わらび座様、そしてご協力いただいたか方々には大変感謝いたします。
誠にありがとうございました。

長くなりましたが、これにてあきた芸術村での夏合宿について終わらせていただきます。
ここでのご縁を大事にし、今回だけでなく、長い目であきた芸術村に関わらせていただけたらな、と思っております。

それでは、また!

2018年9月26日水曜日

夏合宿inあきた芸術村 第2章

こんにちは。


熊崎君に引き続き第2章を担当します。

専修大学から来ました松本です。

ここ数日バタバタしてて全く投稿していませんでした´д` ;

第2章は今回私が、プロジェクトをお手伝いする事になったのかについてあきた芸術村で行ってきた事も含めて書いていこうと思います。

時は遡り4ヶ月前の事・・・

他大学ゼミ教授(以下K教授)「松本君今度ウチの卒業研究でプロジェクションマッピングをやろうと思うんだけれど手伝ってくれませんか?」

僕「プロジェクションマッピングですか?実際にやった事はないですが、出来る限り頑張ります!(わぁお!めっちゃ面白そう!やったぜ!)」

K教授「で、場所が秋田の角館にあるわらび座で行うんだけど」

僕「秋田ですか、わかりました!(秋田?!わらび座?!劇団?(´゚ω゚`))」

K教授「そうそう、うん、じゃあよろしくお願いしますね」

僕「はい!頑張ります!(おや…とんでもない事引き受けたかコレ…?)」

とこんな感じにお話がトントンと進み

時は戻って
合宿当日
am 8:00 東京駅
 
集合し角館に向かいました。

新幹線に揺られる事3時間弱



そしてついに着きました角館!!

はいコチラ

うん予想通りの田舎感

新幹線のフォルムがより際立ってますね
そしてめっちゃ涼しい\( 'ω')/最高!!!
(東京暑かったからねぇε-(´∀`; )※行ったのは8月末です)

して

いざ、あきた芸術村及びわらび座へ!!!!!!

ココでわらび座ってなぁに?って方へ
《わらび座とは、日本では劇団四季や宝塚歌劇団に次ぐ規模の劇団である。日本の伝統芸能を重んじ、民謡、民舞、歌舞などを得意とする一方、ミュージカルにも力を入れており、外部の著名なクリエーターからも協力を得て、オリジナルミュージカルの制作に取り組んでいる。地方での公演や学校での芸術鑑賞会、伝統芸能中心の小公演、多様な楽器を使用したライブ、各種ワークショップなど全国でさまざまな形態の公演を行う。Wikipedia引用 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/わらび座 》

てなわけでやってまいりましたわらび座!!!!!!



ここあきた芸術村で4泊5日を過ごしました!

じゃあ具体的に何やったのって?

VR映像とプロジェクションマッピングの映像編集及び公開デス!!!!!!

いや〜しんどかったですよホント!4日間の中でまともに寝たの2日目だけですもん(⌒-⌒; )

では初日から順に追っていきましょう

27日(月)
時間的には12時ちょい過ぎくらいですかね
わらび座に到着しまして、一足先にわらび座に来ていらしたK教授と合流しました。
初日のお昼ご飯はK教授にご馳走になりました!
ありがとうございます😊ボロネーゼ美味しかったです。

午後からはラジコンのジープにRICOH THETA(360°撮影カメラ)を取り付けてあきた芸術村の庭を撮影しながら走り回りました。(正直1番楽しかった( ˙꒳​˙ ))

更にドローンにも装着し空撮も行いました!

夜になってプロジェクションマッピングの投影場所を決めようと言うお話に…

で、ここで気付かれる方何人かいらっしゃると思うんですが、、、そう、投影場所決まってなかったんです\(^o^)/普通はプロジェクションマッピングを作る際投影場所を決めてから編集に取り掛かるのですが、、、コレが編集地獄へ私を誘う大きな要因になります。

話は戻り投影場所を探し始めまして色々投影しました。日本家屋の屋根に投影してみたり、木に投影してみたり、そして最終的にゆぽぽという旅館前にある林に投影すると言う事で話は落ち着き初日は終わりました。

しかし、僕はそれどころじゃありませんでした。

なぜかって?

事前に作ってた素材がほとんど意味なさなくなっちまったんですよぉ(´;Д;`)!

林に投影と決まった時点で僕の心の中では(嘘やん嘘やん嘘やん)と盛大にエコーかかってました

嘆いていても始まりません。とにかく編集を始めました。

とは言ったものの林に投影とか聞いたことが無かったので初日の夜はずっと頭を抱えたまんま、VR担当の子と共に徹夜で作業し、ほとんど元の素材から弄れずに発表となりました。

当然グダグダ、、、


なんだこりゃ…林に投影する意味ないやん(⌒-⌒; )映画館かよ

みたいな

そんな結果になりました。

それとは打って変わりVRの方はなかなかの反響
空撮の映像が効いたのかな?
なかなかに良い映像だったと思います。

2日目はそんなこんなで終了しこの夜は流石に寝ました💤

3日目朝
大慌てで再編集です( ;´Д`)

なぜかって?

わらび座の演出総監督さんや大道具の方々が見にいらっしゃるとの事を聞きましてそりゃ慌てますよね(⌒-⌒; )下手なもの見せられないですので

とは言ったものの・・・

変えられたのは冒頭部分程度


のまま発表です…

実際に投影されたものを見た時は変な違和感がありました。

もちろんその違和感を観にいらした方々が見事に言語化してアドバイスをくださいました。

正直なところおこがましいにも程があるんですけど、すっごい悔しかったです。

その発表後から4日目の発表ギリギリは編集し直し最初に作ったものとは全く違う作品に仕上がりました!

https://youtu.be/_Pu9T19ri7o
※著作権の都合上音声はカットしてあります。

正直めっちゃくちゃ頑張りました!
お陰で満足いく作品になり、あきた芸術村の社長夫妻にも見ていただきました!

一つ心残りがあるとすれば、総監督さんにも見ていただきたかったなぁという所でしょうか(´・ω・`)

色々な経験や勉強をさせていただけて小酒井先生を始めとして長瀬さんやあきた芸術村の皆様には多大なる感謝を申し上げます<(_ _)>ありがとうございました。

それでは次回、シリーズ最後の中島さんです(^^)/

2018年9月15日土曜日

夏合宿inあきた芸術村 番外編

こんにちは、11期生の関屋です。


先々週の熊崎に引き続きたいところですが、早くも番外編をさせていただきます笑
前回のブログで書いた、あきた芸術村森林工芸館木工房での修行を振り返りたいと思います。

7月27日、春学期最後のゼミの時間中に長瀬さんとSkypeで面接をしていただき、試用期間を設け、森林工芸館木工房で修行させていただくことが決定しました。
取得単位数がギリギリなため、サマーセッション1期を受講し8月14日から秋田に行くことになりました。

8月14日。
お盆で木工房がお休みだったため、わらび座で開催される盆踊り大会の設営を手伝わさせていただきました。
パイプイスや照明の設置や、ゴミの処理、またエキストラとして前に出て一緒に盆踊りを踊りました。
盆踊りの最後には舞台「KINJIRO!」の劇中歌の曲調に合わせて花火が打ち上げられました。
周りに遮る建物がなく、余計な光がないので、花火が夜空に映えていて、都会では見れない花火を見ることができました。


8月15日。
午前中、盆踊り大会の片付けをし、午後はないとステージの受付の手伝いをさせていただきました。
ナイトステージは温泉ゆぽぽ本館 北浦で19:30から上演されました。
今までは夏のナイトステージだけだったのが、今年から春のナイトステージが開催され、将来的には四季に合わせて年4回開催するそうです。
夏のナイトステージは8月8月〜8月の16日まで開催されており、自分が手伝わせていただいた15日は、現在上映中の「北前ザンブリコ」のキャスト、小山雄大さんと遠田雅さんがお手伝いとして受付に立ってくださいました!
役者さんと一緒に仕事をするなんて…役者さんと劇以外のところで会えるなんて…わらび座でしか味わえない体験でした。

ナイトステージ前の北浦

8月16日。
今日からいよいよ森林工芸館木工房での修業が始まります。まずは7〜10日の試用期間で自分の可能性を認めてもらえるよう必死に食らいつきました。
最初に取り掛かったのは塗装です。
一つの商品ができるまでの流れは、

木取り→サンダー(荒い電動ヤスリ)で研磨→手磨き→塗装となっています。

手磨きで優しい手触りに仕上げられたお雛様、鯉のぼりを植物性オイルで塗装し、拭きあげるという仕事でした。
出荷前の最後の工程を自分が担うという責任と緊張感をもって取り組みました。
しかし、初日は拭き残しが多く、自分が帰った後に拭き直しをさせてしまいました。
拭き残しは、光の反射を目で見る。拭き上げの際のウエスの滑り具合で感じる。といったアドバイスをいただき、一つ一つ丁寧に自分の目と指で拭き残しを感じながら拭き上げに取り組みました。
拭き上げでは、塗装だけでなく出荷前の最後のチェックポイントであり、手触りや割れなども同時に気をつけなければいけません。
塗装と拭き上げを1週間続け、自分なりの感覚を掴み、商品として売り出せるレベルと認めてもらうことができ、晴れて試用期間をクリアしました。

8月24日。
試用期間が終わり、ワンランク上の仕事に取り組むことになりました。
塗装の前の工程、手磨きです。サンダーによってできた毛羽立ちや焦げを細かいヤスリで磨き上げるというものです。
ただひたすら磨けばいいわけではなく、各商品ごとに角の丸みが違い、その角を削りすぎずに手触り良くなるよう削らなければなりません。
ヤスリを当てる角度、指の曲げ具合ひとつで角を削りすぎてしまいます。
どの角度で当たればどう削れるのか。また、木によって柔らかさが違い、どのくらいの力で磨くのかといった繊細な作業でした。

8月28日。
熊崎、中島、松本くんと合流。
久しぶりの再会に、黒くなった熊崎をみて秋田に来て2週間経ったという実感が湧きました。
27日の夜と28日のお昼ごはんを先生にご馳走になり、栄養をつけて残り2週間の折り返しを迎えました。
28日から31日の出来事は先々週の熊崎、来週の松本くん、再来週の中島のブログにて報告してもらいます笑

9月1日。
みんなが東京へ帰りまた1人…。
仕事には慣れて来たが、賑やかっだDAFで一人で静かに食べるご飯はそれはそれは箸が進みませんでした…。
しかし、2週間もいると寮の役者の方とも仲良くさせていただき、連絡先を交換させていただいたりしました。
木工房では自分で手磨きしたものを塗装しました。
手磨きの際には十分と思っていたところが、ブローで削りカスを飛ばすと毛羽立ちが出てきたり磨き残しがあることを確認できました。
ミスを少しずつ修正し、正しい感覚を身につけていく過程は難しくもありますが、正解を見つけた時は楽しくて仕方ありませんでした。

9月12日
木工房最終日。最後の仕事はお雛様の塗装。この1ヶ月100セット以上塗装した集大成として今まで学んできたものを全て出して仕上げてきました。
1ヶ月、ほぼ毎日木に触れていて、塗装においても手磨きにおいても、拭き残し、磨き残しの確認の作業には視覚と触覚で丁寧に確認しました。まるで木とコミュニケーションを取っているようでした。木ひとつひとつの木目や柔らかさの違いに苦戦しながらも発送する際には自分の塗装した、手磨きしたものがお客様の元に届くと思うと嬉しいと同時に、より一層 責任感を実感しました。

お雛様の塗装後乾燥の様子

最後に、1ヶ月間お世話になりましたあきた芸術村の皆様。本当にありがとうございました。
木工房での修行の話から住む所、日々気にかけてくださった長瀬さん。忙しく時間がない中、暖かく迎えてくださり、いろいろなことを教えていただいた木工房の皆様。お忙しい中お時間を割いていただいた山川社長。時々道端でお会いして気にかけてくださり、ナイトステージでビールをご馳走してくださった大信田さん。
部屋の手配や身の回りのことを気遣ってくださった庶務の皆様。
二槽式洗濯機など寮での生活を支えてくださった寮の皆様。
そして、今回の修行をさせていただく機会をいただき、日々気にかけてくださった小酒井先生。多くの方に支えられ、今の自分があるということを改めて強く実感した1ヶ月でした。
関わっていただいた全ての皆様に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちをこれからも忘れず日々感謝を持って生きていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

2018年9月9日日曜日

懐かしい。

皆さんこんにちは。
11期生の鈴木です!


もう9月ですね。夏休みも残りわずかとなり、卒業が近づいてきました。
小酒井ゼミに入って1年近くが経ちましたがレアキャラは健在です…(笑)


この夏休みは学生最後の夏として多くの友人と遊んだり、自分の研究のために動画作成を行ったりしていましたが、8月の1,2週目は就職先の企業で大阪へ研修として行ってきました!
動画班の発足を見越して、大阪で動画撮影や編集を勉強する傍ら、空き時間にちょうど行われていた100回目の甲子園を観戦しました!


今年は大阪桐蔭が優勝しましたね(笑)
高校では野球部に所属していたので観戦しながら「またやりたいな。」なんて思い返してました。


動画研修では僕がやっていたことよりもより専門的にいかに面白く、分かりやすく伝えるかなどテロップから場面切り替え、BGMなど卒論にも今後にも活かせるスキルを身につけることができました。
あと半年で卒論も完成させなければならず、同期もそれぞれの卒論に向けて動いているのでそれに負けないように努力していこうと思います。(見える場所での努力をするようにします!)

学生最後の半年を悔いのないように送っていこうと思います!
それでは!