2019年2月21日木曜日

バーチャルリアリティシステム by オーエスの教材活用実験

読者のみなさん、どうも。
師匠のコザカイです。

(株)オーエスさんの首都圏営業所で、いろいろと実験してきました。
お目当てはこちら。
バーチャルリアリティシステムというスクリーンソリューションです。


おもしろいのは、以下の写真の通り、正方形のパネルを組み合わせ設置するものなので、空間の大きさを変えることが可能なところ。。
今回は3面を使いましたが、スクリーンの大きさは変えられるし、4面、5面と増やすこともできるそうです。
そもそもバラして組み立て直すことができるので、移動・輸送も比較的簡単です。
いろいろなところで使えるはず。


で、今回はうちの12期生の三年次の研究として、こちらのバーチャルリアリティシステムを教育関係でどうやって使うかについて考えてもらいました。
今日はそれプラス、ワシのアイディアも入れて、今回の実験となりました。

実験テーマは「バーチャルリアリティ(VR)システムを、ARシステムとして再定義してみよう!」

①Patchesを使ったキャンパス紹介
https://patches.vizor.io/
まずはPatchesを使ってキャンパス紹介映像・動画を映写してみました。
360°画像をポータルにして、そこから解説カードや映像をARで閲覧できるようにしてみました。

360°画像はこちら(下の画像をクリックしてください)

さらに、遊美さんに施設紹介もしていただきました。なんか遊美さんがずんぐりむっくりなのは、スクリーンが間延びするように設定されてるからなので、実際は修正可能。
今回は組み立て時間がないからスルーね(^◇^;)


②Vtuber教師による授業
フツーの教師による授業だとつまんないから、とりあえず遊美さんに授業をやってもらうというもの。遠隔地からリアルタイムでVtuberが授業したらどんなもんかなー?って感じ。
なかなかおもしろそう(^^)
バーチャルキャストを基本にして、OBS StudioやZoomを併用しながら使えば、けっこうお手軽にできそう。それなりのマシンは必要かなとは思いますが(^_^;)

360°画像はこちら(下の画像をクリックしてください)

③遠隔地同士のプレゼン大会
こちらは昨年度玉川大学で開催された「6大学+α対抗プレゼンバトル2018」で優勝した晴海総合高校チームのプレゼン。
リアルタイムで遠隔地同士で、双方向的にプレゼンバトルができるってのもあるし、映像を編集して、キャプションを入れたり、ARっぽく細かいスライドなどを入れることもできるかなあと思ってテスト。
中央のスクリーンに人物が映るとSDキャラみたいでなんかかわいい(^^)
写真では、ワシの長女がちょこっと映ってますw

360°画像はこちら(下の画像をクリックしてください)

④プロジェクションマッピング
わらび座さん(あきた芸術村https://www.warabi.or.jp/)で昨年の夏に実施したプロジェクションマッピングを撮影した動画を映写してみました(ちょっと複雑な表現)
夜に撮影した現場の映像を残しておけば、それを昼間に行われる学校イベント(保護者会や文化祭など)で投影できますね。
やはり、大きな平面スクリーンとは違う迫力・インパクトを出せました。

360°画像はこちら(下の画像をクリックしてください)


⑤ダンスや舞踊の授業
写真は同じく、わらび座さんのデジタルアートファクトリーさんがYouTubeで公開している動画を投影。とかにも、練習用ダンス動画を投影。(https://www.youtube.com/channel/UCAcBjJmQxkXog8hPhtbJhDg)

やはり舞踊は等身大だとおもしろい。
理想的には、三面図みたいに投影できるといいかも!
そうすれば、より練習用として効果的になりますね。

玉川大学芸術学部パフォーミングアーツの授業で、わらび座さんの役者さん(椿千代さんを希望w)に伝統舞踊の演舞をライブで流してもらって双方向的にワークショップとかできたらおもしろいかも。
それこそデジタルアートファクトリーに蓄積されている伝統舞踊のモーションキャプチャーデータを活用してもおもしろいかも(^^)



以上が、今回の実験の概要です。
今回は使う映像重視でいきましたけど、ほかにもセンサーを使った表現システムとして進歩させたりするのもおもしろそうですよね。

それでは!!

2019年2月17日日曜日

11期生、最後のブログ!

こんにちは。
タイトルにもある通り、今回で11期生最後のブログとなってしまいました。
最後は中島、熊崎、相原、鈴木、関屋、松本の6人まとめて書いていきます。

皆さん、こんにちは。11期生の中島絵美花です。気が付けば早いもので、私たちにもとうとう卒業が迫ってまいりました。
2月1日に卒論発表会が行われ、学生として最後の活動を終えました。文章を提出するギリギリまで、何度も読み直して修正をし、発表前日にも全員で夜遅くまで練習して試行錯誤しました。そのため、本番では質問を受けて困るということもなく、発表も緊張せずに行えました。むしろ、発表中は感慨深く今まで活動してきた思い出に浸っていたくらいです(笑)。
そして、全てを終えた今になってこれまでを振り返ると、改めてコザカイ組で得たものの大きさに気づかされます。2年生の夏、まだ自分が何をすればいいのか右も左も分からない状態でコザカイ組に入り、そこから多くの活動やプロジェクトに取り組む機会をいただきました。
中でも一番印象に残っているのは、3年後期に取り組んだ仙台プレゼンテーション大会です。チームで行動することの難しさ、ゼロから新しいものを作り出すことの大変さ、相手に共感して自分の想いを伝えることの重要さなど、さまざまなことに気づかされました。このプロジェクトに参加したことで、私の中で物事の捉え方が大きく変わり、さまざまな視点で考えることができるようになりました。そして、その後の卒論でも悩むことはたくさんありましたが、仙台プレゼンテーション大会の経験、小酒井先生からのご指導、そして株式会社わらび座様や心強い仲間の協力無しでは決して乗り越えられなかったと思います。
今まで2年半もの長い間、小酒井先生や先輩方など、さまざまな方々からご指導を受けさせて頂きました。
この場を借りて、関わってくださったすべての方に大変感謝申し上げます。
当然、私自身まだまだ未熟者でこれからもたくさんのことを学んでいくことと思いますが、コザカイ組での活動を通して確かに成長できたと思います。
4月からはいよいよ社会人になりますが、これまでの学びを活かし、精進してまいりたいと思っています。
中島絵美花

11期生の熊崎太郎です。
3年春からコザカイ組に入り、最初は先輩も同期も女性だけの男1人で活動を行っていました。いろんなことを学びたいという気持ちで、前だけを見て活動していました。活動していると度々脱線すること、迷走することがありました。そんな時に先生や先輩から叱って頂いたことで、今の自分の立ち位置、自分の実力、考え方、様々なことでまだまだ自分が未熟で、努力が足りないなと思えました。
集大成である卒業プロジェクトでは、主に内容の基盤作り、データ分析を担当しました。コザカイ組に入った当初は、アイデアを出すことを強みだと思っていましたが、活動をしていると、コツコツとした地道な作業や数字を見てデータを分析したり、論理的に物事を考えたりと、そのようなことをしている方が楽しく感じました。このような新たな発見が多くあり、コザカイ組に入った当初よりは、成長ができたとは自分では言いませんが、様々な経験を通じて、自分の考え方は大きく変わりました。
また、活動においては小酒井先生、卒業論文では株式会社わらび座様、その他の活動でも様々な方にお世話になりました。この場をお借りして、感謝申し上げます。
コザカイ組で得た経験を今後も活かしていき、社会の場で活躍できるよう精進していきます。
本当にありがとうございました。
熊崎 太郎

11期生の相原拓実です。
私は、2年生の後期からコザカイ組にお世話になっていました。コザカイ組では、唯一の教職課程に所属する学生であり、教職課程の中では外れ者であり、当初はいろんな不安で押しつぶされていました。しかし、先輩方のご支援や同期の助けもあり、コザカイ組の一員として成長することができました。2年生では、力丸先生の図解講座を経て、論理的な物事の考え方やプロセスを学び、その表現方法についても学ぶことができました。3年生では、第2期教師虎の穴に参加し、他学部の学生や有名な先生方、企業の方々と交流することができ、自身の知識の幅を広げることができました。4年生では、卒業研究に携わり、基本的な文章の書き方から、研究構造の立て方など、様々な学びと経験を得ることができました。
ちなみに、私は「アバターを利用した自習用動画教材における学習効果と印象効果の関係性の検証」というテーマで研究を行いました。今まで、大学数学で勉強してきた内容を実践的に使う場面がなかったのですが、卒業研究を通して改めて、統計的な数学の考え方の重要性を感じました。卒業研究発表では、発表順序が一番最初であり、かなり緊張しましたが、今までのプレゼン経験もあり、自分でも驚く程に落ち着いて話すことができていました。
改めて、この大学4年間を振り返ると、コザカイ組に入ってよかった、成長できたと思えることが沢山あります。小酒井先生をはじめとして、企業の方々や先生方と出会えたことで、様々な成長の機会を頂きました。心より感謝を申し上げます。今後も、コザカイ組で学んだことを忘れず、社会に出てからも活躍できるように精進したいと思います。
ありがとうございました。
相原拓実

11期生鈴木です。
早いことにもう最後のブログなんですね。
3年生の後期からコザカイ組に入るも研究室に顔を出す機会が少なく先輩や同期ともコミュニケーションをとることがなかった問題児でした。みんなが参加しているプロジェクトにも参加せず、結果を心配されたりと迷惑をかけてばかりでしたね。
しかし、そんな少ないプロジェクトでも様々な視点から物事を考えるアイディアの広さ、人前で話すことや自分の研究や考えを披露するといったことの楽しさや達成感を経験でき、「しっかりと結果は残す」といったスタイルを作り上げられたと思います。レアキャラは変わりませんでしたが。笑
卒業研究でも個人で行っているYouTube活動を題材にして発表させていただきました。他の人とは違い、少し道を外れた研究であり、王道が通用しないそんな研究でかなり苦労しました。発表練習でも時間や話すスピード、オーディエンスを見ることなど今まで学んだことを全て出し切るつもりで取り掛かり、当日ではハプニングもありつつなんとか乗り切ることが出来ました。最後の最後までポンコツ感が出てしまいました笑
大学生活の中でコザカイ組に入る前と後では充実感や学ぶことへの姿勢が大きく変わったと思います。普通の生活では得られなかったであろう交流や知識を披露する場を経験出来たことは同学年と比べても大きな強みになること、物事を生み出すためのアイディアやノウハウを得られたことも確実に今後の生活に活かすことが出来るものであると思えます。
成長の場を与えてくださった小酒井先生をはじめ、様々な企業の方々や大学の先生方に心より感謝申し上げます。コザカイ組で学んだことを社会でも発揮し、さらに発展させていけたらと思います。
何もかもが新鮮で驚きと楽しさがあるそんな大学生活でした。今まで本当にありがとうございました。
それでは!
鈴木智遥

11期生の関屋矢起です。
今思えばあっという間の4年間でした。
1年生に警告を2つもらい、崖っぷちの3年間。自業自得とは言え大変でした。
大学3年生の前期に、3回警告の危機が訪れました。その時、今までの3年間で何をしてきたか、と考え、何も思いつきませんでした。そこで、退学になるにしても、何か大学に来た意義を残したいと、3年後期からコザカイ組の門を叩きました。
ゼミの同期は、みんな教職課程だった人達で知り合いがおらず、それが緊張感を与えてくれました。そこから、iPhoneケース展やプレゼンバトルなど、同じ時間を共有し、同じ苦労を重ねたことで仲が深まって行きました。
卒業が近づき、後輩ができて調子乗ってると言われたこともありましたが、1年半前の自分と比べるとできることが増えたこと、また、図解やプレゼンテーションの成長を実感しました。
卒論発表では、短い時間ではあったものの、今までのようにアガってしまい噛んだり、早口にならずに落ち着いて発表ができました。大学生活4年間を振り返り、もう少し早く「準備」の大切さに気付きたかったです。
卒業はまだ確定していませんが、これから社会に出る上で、大切なことをたくさん教えて頂けました。小酒井先生をはじめ、力丸先生、千葉先生、心より感謝申し上げまます。また、プレゼンバトル、インターンシップ、卒業研究で大変お世話になりました、株式会社わらび座様、その他の活動で様々な方にお世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。
皆様の支えがあってこの場にいれること、皆様の教えがあってこれからがあること、感謝の気持ちを忘れずに、社会に出てコザカイ組で学んだことを生かして活躍できるよう精進したいと思います。
本当にありがとうございました。
関屋 矢起

11期生で専修大学から出向している松本祐太朗です。
私は、4年生から専修大学でお世話になっている奥村先生の紹介でコザカイ組にお世話になっていました。コザカイ組では、小酒井先生曰くクリエイター枠の学生であり、4年生から参加させていただいたにも関わらず多くのことに挑戦できる機会を与えていただきました。1年間を振り返ると前期では、力丸先生の図解講座で論理的な考え方、プロセス、発想の広げ方などを学ぶことができました。
夏季休暇中には秋田の角館まで赴き、あきた芸術村でプロジェクションマッピングやVRといった映像を制作しました。
後期には先で述べた映像を活用した実証実験を元に仲間ととも卒業研究をさせていただきました。
卒業研究では、データの集計や分析など大事なところをほとんど仲間に助けていただいて自分は映像を作っただけとなってしまいましたが、4年生から入ったにも関わらず優しく接してくれる仲間の気づかいにとても助けられました。
コザカイ組では、1年間でしたが両方の大学含め4年間を振り返ると常々人に恵まれたと思うことばかりでした。
小酒井先生をはじめ、力丸先生や小酒井先生を紹介してくださいました奥村先生、企業の方々や先生方と出会えたことで、非常に多くの成長の機会を頂くことができました。
深く心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
コザカイ組や大学生活で学んだことを忘れずに、しっかりと活かし社会に出てからも活躍できるよう日々精進いたします。
改めまして大変お世話になりました。
ありがとうございました。
松本祐太朗



2019年2月8日金曜日

風邪にお気をつけてください。

こんにちは
12期生の阿部真行です。

最近の気温は比較的暖かくコートを着て少し暑いくらいの気温でしたが、今日はとても寒いです。マフラーと手袋をしても寒いです。寒暖差がまた大きくなり、マスクをしている人を多く見かけます。
私はこの冬に二回インフルエンザにかかってしまったので、皆さんはそうならないようにお気を付けください。

さて、時間が経つのは早いものでもう2月、もう少し立つと4年生に上がります。
先輩は卒業し、私たちが最上級生になります。不安がいっぱいです。
自分自身、公言と自慢できることは特になく、惰性で生きてきた部分が多くあります。
このままではだめだなと思うことが多く、失敗ばかり恐れています。

最近ゼミの研究関連で大きく失敗してしまい、先生に説教されてしまいました。
その時に背伸びせずに失敗ばかリ恐れて動かないことはだめだと言われました。
その他にも多くの、今の私に突き刺さる言葉をいただいたので、
4年になる今年は、失敗することになれることから始めたいと考えています。

今年はこれを目標に頑張ります。

続いて、
最近の私の受けた授業で、プログラミングを用いて映像やグラフィックを作るというものがあり、
その最後の授業課題がテーマに沿って3Dの映像を作りました。
タイトルはボールプールの海です。

こちらがその写真です。


動画の状態で映したかったのですが、このプログラムは際限なく増え続けるようにしたため、どんどんと重くなってしまい、動かなくなるので画像の状態で貼りました。
作っているときはとても大変でしたが、完成したものを見ると少し疲れが和らぎました。
この経験を機に、浅く広くとはなりますが、趣味が増えればいいなと考えています。


今回はこのあたりで失礼させていただきます。
それではさようなら。

2019年2月2日土曜日

自らで作り出す難しさを感じる。


みなさん、こんにちは。12期生の佐藤です。

学期末テストも終わり、改めて、コザカイ組に入ってから、もう4ヶ月以上経った今、色々なことが体験できて良かったなと思いました。しかし、それは先生や先輩方など周りの方の力無くしては、体験できないことばかりでした。


先週にはありがたいことに、先生のお力を頂いて、株式会社オーエス様にお伺いすることができました。

株式会社オーエス様は、65年も続くスクリーンメーカーで、最近では、プロジェクターやディスプレイなどを製作しているそうです。
その中でも、学校向けICT用のVR遠隔授業システムというご提案がありました。
VR遠隔授業システムとは、前横に取り付けたスクリーンに、実際に遠くで行なっている授業内容や風景を写して、それをみて授業が受けられると言ったものです。
 下の写真は実際のオーエス様が開発したVRスクリーンの様子です。

実際に体験してみて、いくつか思ったことをオーエス様に質問させていただき、丁寧に教えて下さいました。ありがとうございました。
下の写真は、スマホでスタビライザーを使って撮った動画をスクリーンで映している所です。

学校では、先生からお借りした、360°撮影可能なTHETAと手ブレを抑えて撮影できrるGimbalを使用し撮影を行っていました。

下の写真はGimbalで研究室をパノラマ写真を撮影したものです。

Gimbalは手ブレを無くし画像を見やすくするものですが、回転速度が早いと画像がボケてしまいます。そのため、回転速度を遅くし、調整することが必要です。
画像では実際に回転速度を遅くして撮影しましたが、改めて見てみるとまだまだボケていてわかりにくい所がありました。今後は、さらに回転速度を遅くし、より鮮明な画像としていきたいです。

今までは、先生や先輩方のやっている研究内容を理解することがやっとだった自分に、今回与えられたオーエス様との課題を通し、反省点なども生かした、カタチになるものを作成し、残り少ない時間の中で完成させたいです。
また、先輩方の専修大学の発表や卒論発表会を見て、改めて自分たちが発表した成果発表内容を確認すると、まだまだ自分たちが活動していることは少ないと感じました。
自分たちも、次はあの場で発表できるように目指していきます。