2019年4月23日火曜日

『授業でICTを使わせるという姿勢をとるのは、龍の逆鱗に触れるような愚行なんじゃないか?』

読者のみなさん、どうも
iTeachersのコザカイです。

本日、『コザカイ教育×ICT座談会(コザ会)』の第1回でした。
会場やリソースを快くご用意いただきましたコードタクトのみなさまにはまずお礼申し上げます。
ご参加いただいた方々もありがとうございました。

さて、なんの準備もなく、ゆるーくはじめてみた座談会ですが、ワシ的にはすんごく収穫がありました。

本日のコザカイの格言をまとめると、表題の通りです。

『授業でICTを使わせようとするのは、龍の逆鱗に触れるような愚行なんじゃないか?』

正論を言って、教師の聖域に踏み込んだりしたら、もう関係悪化しかない。旧態依然とした教師たちとの最終戦争みたいなものかもしれない。
学習指導要領も含め、自体を悪化させただけかもしれないという危惧をあらためて抱く。
いろいろ叫んだだけ、失敗だったのかもしれない。

じゃあ、どうすればよかったか。
「まず教学事務をペーパーレス化を強制することからはじめて、ICTの良さを感じてもらうようにして、その後波及効果として授業でのICT活用を自発的にできるように促す」ってのがありえたんじゃないか。
それが、これまでの事例からうかがえる好手だったのかも。

次に、ワシが反省しなければならないと思ったことは、教育ICTを学びたいと考える若手教員や教員志望の学生たちの絶対数の見誤りです。
本当は、そんな人たちはあまり実在しないレアな希少種なのかもしれない。
うすうすは感じていたけど、本当に少なすぎるのねってことを認めざるをえない状況なんですね。

だから、iTeachersカンファレンスでも若い人は少ないし、EDIXでも少ない。
やはり、教育ICTは40歳前後の男性が多い。
掘り起こせないんじゃなくて、そもそもその他が圧倒的に少ない可能性が高い。

これは本当にショックなことですね。
そもそもいないんじゃどうしようもない。
戦略の転換が必要です。それは素直に認めることにします。

最後に衝撃的だったのが、「意識高い系若手教員の手書き学級新聞ブーム」という話。
どんだけ真面目にやってんだろう。
私の感覚と温度差がありすぎてまったくついていけないセンスです。
そんなことに時間を使っている前に、これを読んで、どう教育の中身を変えるべきかも考えて欲しい。

「新しい時代の初等中等教育の在り方について(諮問)」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1415877.htm?fbclid=IwAR3IhopOOAYz441t9ldq1OazvVHinHaLdph0IE1Murr7KgAzPJYun56JZ48

いやー、手強いはずだよ。
勉強になりました。ありがとうございます。

こういった若手の教員もいたり、さらに教育ICTへの不信感が強いとか、興味がない教員志望の学生のことを考えると、一発逆転の教師教育のあり方が求められるのだと思います。

第2回はきちんとテーマを決めて、座談会をやります。
5月21日(火)の19:00スタートです。
どうぞよろしくお願いいたします。


それでは!



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。