早速ですが、研究活動についてです。
大谷の記事にもありましたが、先日、センシングするべきデータを選択するために、車で農家の方々を訪問させていただきました。アポなしで伺ったのにも関わらず、親切な方々に恵まれ、たくさんのお話を聞かせていただきました。
お話の中で着目するべきであると考えたのは、作業の過程で作物の病気の把握や判断が難しいというところでした。判断に使う材料としては作物の葉の1枚1枚の色で見極めるそうです。大きな農場になるとなかなか難しい作業です。
葉の色で見極める病気の具体例としてモザイク病というものがあります。これは簡単に言うと、アブラムシが発生することによって発症してしまう病気です。この病気になってしまうと根から抜いて処理しなければならないため厄介なものです。
モザイク病を防ぐためにはアブラムシを発生させない対策が必要になります。一般的な対策としては作物にネットをかけるなどいろいろありますが、その中に土を乾燥状態にしないという湿度の要因もありました。
そこでこれが登場します。
watch loggerです!!先生のご厚意により貸していただきました!!これにより、温度と湿度をリアルタイムで吸い上げることができます。しかし、私たちは工学部のくせに機械に弱いため、起動して研究室の温度をとるだけで時間をかなり使ってしまいました。データをエクセルにおこしたりという様に早く使いこなせるようにならなければなりません。今後のビジョンとしては温湿度ともう一つ何かしらのデータ(行動パターンなど)を収集しそれらのデータを同期することができれば成果に繋がるのではないかと考えております。
今日も小酒井先生からたくさんのご指導を頂きました。怒ってもらえたり、指導してもらえるのは本気で向き合ってもらっている証拠なのだと実感しました。今後とも感謝の気持ちを忘れず、成果に執着して頑張っていきたいと思います。
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