2017年2月7日火曜日

インゼミに向けて

こんにちは。10期生の田中です。
 現在、1月26日に行われる専修大学でのインゼミに向けて、10期生の本田とチームとなって活動しています。以前から舞ちゃんが活動していた、装丁デザインについての研究に参加させて頂くことになりました。
 それに際して、2月の2日株式会社デコネコに、小酒井先生と本田と3人でインタビューさせて頂きました。以前も、先生と舞ちゃんがインタビューに行っており、その時は私は参加しておらず、今日初めて実際の装丁デザインをされている現場のお話を聞き、今二人でどのように研究を進めていくのか検討しているところです。
 特に今回のインタビューでは、紙媒体で出版されている漫画と、電子媒体での漫画との装丁デザインの比較をコンセプトに質問させて頂き、今ではだいぶ浸透している電子媒体での漫画の市場は、思っているより新しいもので、まだ不安定であるということが驚きでした。
 紙より電子の方が、表現できる色が多く、印刷をしないのでどんな色を使ってもコストに変化が無い反面、モニターごとに発色が変わってきたり、その作品が今後紙媒体で出版される可能性がある場合、紙でも再現できる色を使用しなければならないため、自由度が高い分、制約も多く、よりデザインを完成させるのに時間がかかるとのことでした。
 紙媒体では、表紙を外してからも装丁デザイナーの、読者を楽しませる仕掛けがあったり、遊び心がちりばめられている魅力も、電子媒体ではカットされていたりと、同じ本でも掲載される場所によって差があったり、色んなサイトで電子書籍が販売されているので、売り上げを集計することが困難であるなど、電子漫画はまだまだルールや基盤が確立されていないことに焦点を当てて、研究を行っていきたいと思います。株式会社デコネコの皆様には、お忙しい中お時間を取っていただき本当にありがとうございました。


 今回のインゼミでは、私と舞ちゃんで1チーム、いくみちゃんで1チームで出るので、3年生で集まり、先日小酒井先生に論文構成の指導を受けました。先輩方の卒論発表を参考に、研究の内容をどのように進めていくのか、現在3人で奮闘中です。
 就活に卒論の話に、いよいよ自分も4年生になるのだなと痛感しています。最近よく3人で、「先輩たちがいなくなったら本当に寂しくなるね・・・」と話しています。1年間だけでしたが、一緒に楽しく過ごさせて頂いて本当に感謝しています。これから来年度に向けて、とりあえずインゼミに向けて、しっかりと活動していきたいと思います。

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