こんにちは。
2015年もあと2日で終わろうとしている今日この頃ですが、そんな実感が持てないぐらいに気になることがある小夏です。
というのも、前から仙台のプロジェクトと言っていた件の結果発表が年明けだからです。
遡るは54日前の11月6日、力丸先生から美少女キャラをつかったご当地コンテンツを活用する企画の挑戦状を受け、東北工業大学とビデオ中継をし謎のチームXとして参加しました。
私たちコザカイ組は、「パーク&ライドをじゃじゃ馬まさこがプロモーション 〜世界遺産登録プロジェクト〜」を立案しました。
鎌倉を代表する歴史上の人物「北条政子」の美少女キャラ「じゃじゃ馬まさこ」を考え、生前のやんちゃっぷりで祟られ浮遊霊になってしまい、成仏し愛しの頼朝に再会すべく鎌倉のためにパーク&ライドのキャンペンガールとなったという設定でこの美少女キャラを使います。
じゃじゃ馬まさこ↓
その舞台となる神奈川県鎌倉市は武士の古都鎌倉として世界遺産登録を目指していますが、その障害となる慢性的な渋滞を解決すべく導入したパークアンドライドは未だ知名度が低く浸透していないため、鎌倉を代表する北条まさこ(じゃじゃ馬まさこ)に渋滞緩和のキャンペンガールとして参加してもらい鎌倉の全ての公共交通機関に登場しパークアンドライドの知名度を上げ渋滞緩和させ世界遺産登録を目指そうというプロジェクトです。
私にとって初めてのチームプロジェクトの参加でした。ですが、ビジネスコンテンツという授業を受けた時のような雰囲気だと思い、とりあえず何をするか決めようとチームで突っ走ってしまったところから、このプロジェクトの難しさを舐めていたのだと思っています。
報連相やチーム内のコミュニケーション、役割分担やスケジュール管理など、沢山の問題にぶち当たりチーム内でも話が錯綜してしまったり、モチベーションがどんとん下がっていく一方でした。数え切れない程のミスをし、何度先生に怒られたことか、研究室に行くのも億劫になっていました。
それでも仙台でプレゼンをする日は刻一刻と近づいてきていて、直ぐに立て直さなければならないという思いが募るばかりでした。発表の一週間前からはチームメンバー全員が研究室に毎日寄って先生からフィードバックを頂き固めていくことができ、なんとか完成させることがてきました。最終日は何度もプレゼンを行いメンバーから意見をもらい改善を繰り返し、気づけば外は誰も歩いてないぐらい夜遅くになっていました。
そして、仙台当日、やはりプレゼン前はなにも喉を通らずひたすらスライドと睨めっこ。コザカイ組の順番は4番目で、それまでひたすらそわそわ。ここで東北工業大学の生徒さんのプレゼンを見て更に緊張が高まりました。というのも、想像していたプレゼンよりはるかに凄く、個性豊かな魅せるプレゼンで度肝を抜かれました。
プレゼンのルールは資料やセッティング質疑応答全てを含む10分以内で、何を使ってもいいとのことでした。コザカイ組の順番になった時、パソコンとスクリーンを繋ぐのに時間がかかり、更に音が出ないアクシデントが起こりました。なんとか音を出すことができ、プレゼンは前を見てオーディエンスの反応を見ながら、しゃべることができました。プレゼン中の写真がこちらです↓
全てのプレゼンが終了し片付けていると、東北工業大学の生徒さん達が私たちのところへ話しかけにきてくれて、またそのコミュニケーション能力に驚きました。話していてわかったことなのですが、なんとこの授業を受けていたのは全員が2年生でした。みなさんの堂々とした立ち振る舞いや話し方で同学年か上かなと思っていたのでチームメンバー全員が驚きました。
仙台では帰り際打ち上げと称して美味しい牛タンをご馳走していただきました。ごちそうさまでした!
後日、小酒井先生の下へ反省会をしに伺いました。そこでは、プレゼンをやる前に機材の確認を必ずすること、癖でよく動くことや態勢が良くないこと、リモコンを使ったりしてプレゼンテーターは常に真ん中にいることなどのアドバイスをいただきました。
今回初めて企業へのプレゼンをし、更にプレゼンを磨く経験となったと感じています。
力丸萠樹先生からも、これからの活動のヒントとなるようなお話を頂きました。チームでやる意味を考えることや、プレゼンもチームであること、先生はうまく使って先んじて引き出すことなど、とてもためになりました。
特に印象に残っているのが、めんどくさくて難しいことほど価値があるという言葉です。確かに、難しいこともめんどくさいことも沢山あったプロジェクトでしたが、終わった後振り返るとその分学んだことが沢山あることに気づきました。
また、以前野村章さんから頂いた言葉を思い出しました。「逃げたり諦めたりすると緊張はしないが、成長もしない。」今回のプロジェクトで何回も諦めかけたことがありましたが、最後は遅くまで残ってプレゼン資料を詰め練習し本番に臨みました。それまで費やしてきた労力や時間、チームメンバーの努力など色々なものがプレゼンテーターである私の発表にかかっているという緊張と不安と責任感は今ままで感じたことの無いものでした。
このプロジェクトをやる前と終わった後では自分の考え方や知識経験共に身についたものがあると思います。沢山の失敗をしたからこそ改善すべき所に気づくことができました。
今回、このプロジェクトにご協力して頂いた、
じゃじゃ馬まさこの声を快く引き受けてくださった丸山真未さん、商品展開や萌えキャラの取材をさせて頂いたPLUMLIVESHOP秋葉原店の吉川店長、じゃじゃ馬まさこのイラストやプロフィールなどご相談に乗って頂いた歩さん、本当にありがとうございました。
また色んな課題を抱えながら、時にはバチバチすることもあったけど、最後は一緒に遅くまでのこりプレゼン練習にも付き合ってくれた、チームメンバーに感謝します。
そして今回のプロジェクトがプレゼン出来るまで形にできたのは小酒井先生のサポートあってです。何回も壁にぶち当たり本当なら何回もゲームオーバーになっていたはずです。そんなチームを、そんな私を根気強くご指導頂き、このプロジェクトを行う機会を下さり、支援して頂いた小酒井先生本当にありがとうございました。
結果は年明けということで年末も結果発表の不安を抱えながらもんもんと大掃除や年賀状を書くのに勤しんでいます。いい結果がご報告できたらと思っています。
最後に東北工業大学で見た夕日の写真です
それではみなさま良いお年を。
9期生小夏
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